スカイスキャナーとは?
今回は、誰がどこでスカイスキャナーというサービスを始め、どんな人たちが日本人向けのサービスを展開しているのかを書いていきます。
スカイスキャナーについて
スカイスキャナーとは、数千社の航空会社の数百万便のフライト、ホテル、レンタカーなどの価格の比較が簡単にできるサービスです。
スカイスキャナーは、フライトなどの価格の比較ができるように航空券検索の見やすくて・分かりやすい仕組みを提供しているサービスで、実際の航空券販売は行っていません。
スカイスキャナーで目的地までの航空券の価格の比較をした後の予約は、その航空券の販売を行っている、航空会社や旅行代理店で行うことになります。
数字でみるスカイスキャナーの簡単な歴史
・10年以上旅行事業サービスを提供し続けている
・30を超える国籍の社員がそれぞれの地域にあったサービスを展開している
・毎月6千万人ものホームページ訪問者がいる
・対応している言語は30言語にも及ぶ
・日本では2014年から本格的にサービスを開始している
スカイスキャナーの沿革
スカイスキャナーのCEO「ガレス・ウィリアムズ」
格安で旅行をするためのお得な情報が得られず「イライラ」していたガレスは、2001年友人のバリー・スミス、ボナミー・グリムスと共にスカイスキャナーを立ち上げました。つまり、スカイスキャナーは、ガレスの「イライラ」から生まれた会社といっても過言ではありません。 ガレスの14年に及ぶ金融機関や小売業のための開発者の経験は、スカイスキャナーを世界トップレベルのオンライン旅行会社のひとつへと成長させる助けとなりました。
わずかなプライベートの時間には、チェスを楽しんでいます。また、ガレスは文学や芸術をこよなく愛しており、彫刻や絵画も楽しんでいます。 事実、社員の間でガレスは、会議中ひっきりなしにスケッチを描いていることで有名です。
そんなガレスが旅行に必ず持っていくものとは…?「ペンと紙。 デバイスにいたずら書きをするのは難しいからね」
スカイスキャナーのCEOであるガレス・ウィリアムズは、10代の頃にコンピューターに興味を持ちました。彼コーディングに夢中になり、マンチェスター大学で数学とコンピューターを学びました。授業の初日に、彼はボナミー・グリムスとバリー・スミス(後のスカイスキャナーの共同設立者)と出会い、彼らは音楽とコンピューターコードによって絆を深めます。
卒業後、「雇われプログラマー」として働いていた頃に、ガレスはフランスに住む彼の兄弟に会うため、複数の航空会社と旅行案内業者ウェブサイトを探し、その難しく退屈な工程に失望しました。
ガレスは、世界中のすべての航空券の価格を集めて照合し、比較できる1つのウェブサイトというビジョンを持っていました。スカイスキャナーはシンプルなExcelのスプレッドシートから誕生しました。
この計画は口コミで広がり、試作型スカイスキャナーサイトの1日の利用者が数千人に達した頃、3人の創始者はこのサイトの手ごたえを確信し仕事を退職しました。オフィスをエジンバラに開き、スカイスキャナーサイトは2001年正式に始まりました。
会社は成長し、ヨーロッパのナンバーワン旅行サーチエンジンとなり、2011年にはアジア太平洋市場への進出の足がかりとしてシンガポールにオフィスが設立されました。
Skyscannerは現在英国、シンガポール、北京、深圳、マイアミ、バルセロナにある事務所で、世界規模の活動をしています。
スカイスキャナーはタイ語、日本語、ロシア語を含め、30以上の言語で旅行検索サービスを提供しており、世界中の個人旅行者に選ばれる旅行サイトとなっています。
今後もスカイスキャナーはユーザーの声に耳を傾け続け、ユーザーの希望にかなった格安航空券やホテル、レンタカーを簡単に見つけられる、旅行ウェブサイトを提供します。
世界に広がるスカイスキャナーのオフィス
現在日本にはスカイスキャナーのオフィスは無いようです。グローバル展開しているスカイスキャナーですが、オフィスは英国、シンガポール、北京、深圳、マイアミ、バルセロナにあります。日本人スタッフはシンガポールで働いているようです。下記、スカイスキャナー日本人スタッフの記事に書かれています。
海外で急成長中の航空券比較「スカイスキャナー」、日本市場でも始まる本格展開を担当者に聞いた | トラベルボイス(公式)
スカイスキャナーは無料?
スカイスキャナーは世界中の航空券、ホテル、レンタカーが探せて、価格の比較できるサービスです。
実際の予約手続きは、スカイスキャナーの検索画面から、条件に合う航空券をクリックすると、その航空券を販売している航空会社や旅行代理店のサイトに移動するようになっています。
もちろん、航空券の価格には燃料サーチャージ・諸費費用込みの値段で表示されているので予約時に追加費用がかかることもないので安心です。
そして、航空券の空席状況もリアルタイムなので、実際の予約手続き時に空いていないということもありません。
さらに、スカイスキャナーは無料で利用できるので、手数料なども一切とられません。
〈スカイスキャナーは....〉
航空券価格に燃料サーチャージ・諸費費用込みの値段でいつも表示
航空券の空席状況がいつもリアルタイム
スカイスキャナーは完全に無料で利用手数料など一切かからない
詳しくはこちらの記事を参考に、スカイスキャナーで格安航空券を探してみてください。例えば、東京(羽田)〜 ハワイ(ホノルル)までの直行便でも驚くような価格で航空券が簡単に見つかります。
日本語対応スカイスキャナーの使い方 - パソコン編 - スカイスキャナーの日記
スカイスキャナーの課題ってなに?
旅行サイトでの予約に慣れている人は、エクスペディアなどの旅行代理店を利用したことがあるという方も多いと思います。
〈課題①〉
エクスペディアの魅力は、航空券とホテルがセットになって超お得なパッケージとして販売されているところです。
しかし、スカイスキャナーの場合、航空券、ホテル、レンタカーの最安値の検索ができるサービスで、旅行代理店ではないので、今のところ航空券とホテルがセットになった超お得なパッケージの検索や販売はできません。
〈課題②〉
グローバル展開しているサービスならではの課題なのかもしれません。スカイスキャナーは世界中の航空会社、旅行代理店の情報を網羅しているため、目的地や条件などによっては、予約先の航空会社や旅行代理店のサイトが日本語に対応していない場合があります。
普段、日本語に慣れ親しんで、航空券などを予約している人たちにとっては、英語での予約手続きは大きな壁になるかもしれません。
スカイスキャナーのサービスとして、これから予約手続きのために移動するサイトが日本語対応または未対応かどうか、事前に教えてくれるような仕組みを作ってくれると、利用者としては嬉しいですよね。
では、スカイスキャナーでは日本語で予約できる航空会社や旅行代理店は、航空券検索結果に登場してこないか?というと、実はそうでもないんです。
日本人が多く旅行に行く、ハワイ、グアム、台北、ソウル、サイパン、バリ、香港、上海、ニューヨーク、パリなどの検索結果には、日本の旅行代理店でもおなじみの「JTB、エクスペディア、楽天トラベル、DNAトラベル、イーナ」などのお得な航空券情報が表されます。
まとめ
少し、スカイスキャナーというサービスのことがお分かりいただけましたでしょうか?
まだ日本人に愛されるべきサービスになるには、課題も少し残っていますが、現時点でも十分に利用できる、満足いく航空券検索のサービスとなっています。
まずは、あまり考えず、出発地、目的地、日程などを簡単に選択・入力してみて、どの程度のサービスなのかをみてるのが一番です。
もちろん、会員登録しなくても全てのサービスがちゃんと利用できて、利用料もかかりません。
価格ドットコムで気になる商品の最安値を調べるような感覚で、スカイスキャナーでは気になる目的地までの航空券最安値を調べて、相場状況を把握するのにも最適です。
日本国内の航空券もできるので、気軽に利用してみるところから、サービスの質を確認してみましょう。
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